'11 1月・2月読了 13



新世界より(上) (講談社文庫)

新世界より(上) (講談社文庫)

新世界より(中) (講談社文庫)

新世界より(中) (講談社文庫)

新世界より(下) (講談社文庫)

新世界より(下) (講談社文庫)

読書メーターで評判が良かったので読んでみたけれど、私は面白いと思えず、気持ち悪さだけが残った。


山田商店街

山田商店街

図書館本。
id:kumagoro_morinoさんの積読本で見かけて、直感で面白そう!と思った本。
想像してたのとは違ったものの、シュールでかわいらしくてぷっと吹き出しちゃうお話だった。好きだなー、こういうくだらなさ。


Story Seller (新潮文庫)

Story Seller (新潮文庫)

道尾さんの本は『向日葵の咲かない夏』しか読んだことがなくて、それがあまりに気持ちの悪い話だったものだから避けていたのだけど、『光の箱』を読んで他の作品も読んでみようかという気になった。面白かったなあ。すっかり騙された。
残念だったのは有川さん。「彼」と「彼女」、2人共好きじゃない。
それと『333のテッペン』の、土江田の正体が気になるんですけど!


Story Seller〈2〉 (新潮文庫)

Story Seller〈2〉 (新潮文庫)

有川さんの『ヒトモドキ』面白かった!こういう人、ほんとにいそう。
米澤さんの『リカーシブル』はもうちょっと読みたかった。
で、土江田の正体はー?


Story Seller〈3〉 (新潮文庫)

Story Seller〈3〉 (新潮文庫)

一番面白かったのは米澤さんの『満願』。
伊坂さんが抜けちゃったせいか、何か物足りなかった。
土江田の正体はいつになったらはっきりするのでしょうか。


短劇 (光文社文庫)

短劇 (光文社文庫)

じわじわ怖い話やちょっと不思議な話など色々。
でも私が一番怖かったのは『あとがき』。


かたつむりの殻で罠を作って、小さな小さな犬を捕まえるなんて、ほんとにかわいらしいお話で大好き。
前作は読んでる内に思い出したけど、今回は殆ど覚えてなかったから、次の巻はもう全然記憶にないだろうな。


緑の模様画 (福音館創作童話シリーズ)

緑の模様画 (福音館創作童話シリーズ)

図書館本。
古い女学館、寮、古い塔のある家と、設定がいちいち素敵。舞台は函館あたりかな…と勝手に想像。
中学生になったばかりの女の子達の潔癖さとか、女の子同士のほんのちょっとした嫉妬とか、懐かしい気持ちで読みました。
このお話のキーワードが『小公女』で、私はアニメで観ただけであまりストーリーを覚えていないし、名作を読むいい機会だから近々読むつもり。


犯意 (新潮文庫)

犯意 (新潮文庫)

犯罪事案と法解説の本。
乃南さんが例としての事件を書いてるんだけど、どれもこれも胸が悪くなるような話ばかり。
特に幼児虐待の話は酷すぎて、一旦読むのをやめました。


タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

図書館本。
id:cho-koさんの感想を読んで、面白そう!と借りてきました。
こういう日常ミステリ大好き。連作というのも好みでした。
フレンチなんて殆ど食べたことがないので、料理名を見てもよくわからないものの、なんとなくおいしそうだという雰囲気は味わいました。こんなお店があったら絶対行ってみたい。