'10 6月読了 49〜62

月1回まとめるのだと、感想も忘れがちになっちゃってダメだなあ。

クジラの彼

有川さんて、新井素子好きだったんだろうな。ベースが『星へ行く船』の太一郎さんとあゆみじゃないかと思ってたら、あとがきに好きだって書いてあった。私も好きだったなー。
『海の底』『空の中』の番外編が読めて楽しかった。こういうスピンオフ大好き。

参加型猫 (角川文庫)

タイトルの割に、猫はあんまり出てこなかった。
相変わらず出てくる食べ物がおいしそうすぎる。『娼婦のスパゲティ』食べてみたい。

スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン(3) (集英社文庫)

藤島さん、いくらなんでもちょっとやりすぎな気が…。

もいちどあなたにあいたいな

有川さんを何冊も読んでいたら新井さんを読みたくなって、ちょうど新刊が出てたので楽しみに読み始めたら、あれれー？
同じ意味の事を表現を変えて何度も書いてあったりして、文章がしつこすぎるように感じた。結末にも唖然。

ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

衝撃的だった。
「ぼく」がふみちゃんを思う気持ちに涙、ラストのふみちゃんにまた涙。

4時のオヤツ

名もない人たちがオヤツを食べながら雑談をするだけの話なのに、会話を盗み聞きしてるみたいで楽しかった。

阪急電車

人間交差点のような、ちょっとずつ人が交わっていくのが面白かった。
座席に鞄を投げるようなおばちゃんには絶対なるまい。

コンビニたそがれ堂 星に願いを (ポプラ文庫ピュアフル)

『喫茶店コスモス』を泣きながら読み終わって、次のお話ですっと醒めてしまった。この世界観にツイッターは似合わないと思った。

図書館戦争

図書館内乱

図書館危機

図書館革命

別冊 図書館戦争〈1〉

別冊 図書館戦争〈2〉

これで既刊の有川さん本は全て読了。
最後に残した図書館シリーズ、主人公をどうも好きになれなかったので、あまり楽しめなかったな。