'10 3月読了 22〜31

使命と魂のリミット (角川文庫)

使命と魂のリミット (角川文庫)

事故とはいえ息子を殺した男に対して、あんな風に思えるのかなあ…。
ましてその男の奥さんと再婚するとか、ちょっと理解出来ない。


空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

塩→海、と読んで、空。どれもこれも発想が凄いよ。
光稀と春名のやりとりにニヤニヤしました。


植物図鑑

植物図鑑

SFじゃない有川さんはどうなんだろうかと、不安に思いながら読み始めたけど、そんな心配は無用だった。
子供の頃、母と弟と3人でよもぎ摘みに行ったのを思い出したよ。


レインツリーの国 (新潮文庫)

レインツリーの国 (新潮文庫)

色々考えさせられたし、伸はいい男だなーと思うけど、ひとみは好きになれない。
だけどもしこの子が身近にいたなら、ちゃんとわかりたいと思うしわかるように努力したいと思う…けど、そういうのって驕りなのかな。


シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

強烈な設定のものを立て続けに読んだせいか、物足りなかった。
「鉄血宰相」のお兄ちゃんはかっこよかったですけど。
兄はニノ、弟はあいばさんで脳内変換して読んでしまった。


フリーター、家を買う。

フリーター、家を買う。

ああ面白かった!
最初はとんでもなくダメ人間だった主人公が、どんどん成長してどんどんかっこよくなっていくので、途中で読むのをやめられなくて朝になってしまった。
一番かっこよかったのはお姉ちゃんだけど。あんな男前なお姉ちゃんになりたかった。


想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

ふきちゃんだってまだ小さいのに、姉として幼い弟を突き放す様がかわいそうでかわいそうで。
つる家のご主人がひきとってくれそうだったので、姉弟一緒に暮らせるようになるのかな、良かった、と思ったんだけど、あの時代ではそれは甘い考えなのね。悲しいなあ。


武士道シックスティーン (文春文庫)

武士道シックスティーン (文春文庫)

待ちに待った文庫化。
男前な女子は大好きだけど、香織はちょっと怖い。「背中の傷は武士の恥」とか言いそうだもん。
勝ち負けに頓着せずに楽しんで剣道をしてる早苗の方が好き。
セブンティーン、エイティーンも早く文庫化にならないかな。


千年樹 (集英社文庫)

千年樹 (集英社文庫)

連作短編は好きなんだけど、この話はどれもこれも暗くて悲しくて、読み終えてげんなりしました。


オー!ファーザー

オー!ファーザー

こういう伊坂さんを待ってたー!やっぱりこういう伊坂さんの方が好きだよう。
久々に最初から最後までわくわくしながら読みましたが、『第一期』の最後の作品ということで、じゃあ『第二期』の伊坂さんにはこういう作品は望めないということなのでしょうか。やだよう。