'10 7月読了 63〜66

暑くて本を読む気になれません…。


青い鳥 (新潮文庫)

青い鳥 (新潮文庫)

中学生の時に読んでいたら、勇気付けられたかもしれない。或いは重松さんにハマってた10年前なら。
でも、ひねくれた大人になってしまった今は、重松さんの本はもう素直に読めないみたい。泣かせようとしてる、と思ってしまったので。


ザ・万歩計 (文春文庫)

ザ・万歩計 (文春文庫)

「御器齧り」*1の話は、季節柄背中をぞわぞわさせながら読みました。「ねねの話」は想像しちゃって辛かった。
「ニュー・ソング・パラダイス」は全部歌ってみました。『冬の稲妻』のあの部分は難しかった。


橋ものがたり (新潮文庫)

橋ものがたり (新潮文庫)

「時代もの読みたいんだけど、お薦めある?」と聞くと、どの人からも必ず薦められた藤沢周平ですが、ヨンダナ目当てでやっと手に取りました。
初めての藤沢周平は、私の好きな市井もので読みやすかったけどちょっと物足りなかったので、次は長編を読んでみたい。


あんじゅう―三島屋変調百物語事続

あんじゅう―三島屋変調百物語事続

暑さでダレてて本を読む気が全く起きなくても、宮部さんは別格で一気読みでした。
前作とは表紙も中身も雰囲気が違って、挿絵もお話もかわいらしく、おちかちゃんも少し元気が出てきたようで、楽しく読めました。
これを読んでる間は暑さも全然気にならなかったよ。

*1:Gのつくアレ