'09 9月読了 51〜57



面白南極料理人 (新潮文庫)

面白南極料理人 (新潮文庫)

映画が観たいんだけど、なかなか映画館には行かないので、原作を先に。
楽しく暮らそう!という感じがとても良かった。間違いなくアル中になりそうな気がしますが。
堺雅人のイメージではないなあ。


ビロウな話で恐縮です日記

ビロウな話で恐縮です日記

やっぱりしをんさんはエッセイの方が好きだなー。今回も爆笑しました。
スポーツクラブYOMUZO、あったら絶対入会します。


配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)

配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)

書店が舞台のミステリー。
仕事内容やうろ覚えで問い合わせてくるお客さんなど、自分も経験したことなので、すごく入り込んで読んだ。
本を探すのがミステリーになるなんて。


前作が良かっただけに、残念な感じ。
働いている書店で起こる事件を解決するから良かったのであって、出張までしなくても…。


基本に戻って成風堂内でのミステリーで、『君と語る永遠』にほろり。
このシリーズは書店で働いたことのある人には二度おいしいと思うな。


平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)

平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)

成風堂の番外編、出版社の営業マンのお話。これも良かった。
そうそう、本の注文書にはランクがつけられてるんだよねー。自分の好きな本がCとかDだったのを発見したときの悔しさと言ったらなかったよ。
町の小さな本屋の経営の苦しさについても書かれていて、苦労がわかるだけに『絵本の神さま』は泣けてしまった。


初っ端から「妹」の口調にイラっとし、主人公の年齢を知ってうえー、となり、中盤からはひたすらキモくなり(気持ち悪い、ではなくキモい)、ラスト4ページは不気味。